• 利用者に選ばれ、利用者の笑顔があふれるデイサービスになりたい!
  • 利用者に満足していただくためにはどうしたらよいか?
  • ケアマネジャーに利用を奨めてもらうにはどうしたらよいか?

 何の努力も工夫もしないで、利用者が増える魔法はありません。

 まずは、今いる利用者に満足していただくよう、心を尽くすところからです。

 今いる利用者にご満足いただけていないのに、新規の利用者に魅力を感じていただこうというのはおかしな話です。もしその考えで新規利用者が増えるならば、「看板に偽りあり」になってしまいます。

 目先だけの魅力をアピールするのではなく、介護の本質を理解して、本当に必要とされるサービスを提供することから取り組みましょう。

利用者満足とは

  • 介護の本質を理解する
    •  介護サービスは、いわずもがな利用者のためのサービスです。介護の仕事に意欲を燃やす人は、ごくまれにではありますが介護の職場を自己実現の場と履き違え、相手が望んでいないサービスを過剰に行ってしまう場合が見受けられます。

       良かれと思ってしても、必ずしも相手は満足しているとは限らないという難しさもあります。

       介護保険制度における介護サービスの本質は、「高齢者が住み慣れた地域や住まいで尊厳ある自立した生活をおくる」よう、支援することです。

       そのための介護サービスを、利用者が望むかたちで提供することが、利用者満足につながります。

  • 住み慣れた地域や住まいで暮らすお手伝い
      • 生活支援
         身体機能が衰え、生活動作がままならない部分を、介護職員が支援します。できることはできるだけご本人がやり、足りない部分だけを周りが手助けをすることが自立支援です。
         
         いわゆる三大介護といわれるものは、食事、排せつ、入浴です。それらの支援を中心に、自立した生活に必要な支援を計画的に行います。
      • 機能訓練
         機能訓練は、運動機能の回復のために行うものですが、介護においてはもう少し幅広く取り組まれています。
         
         老化で機能が衰えることはごく自然の現象です。そのため、高齢者の機能訓練は、運動機能の回復だけではなく、予防や進行を遅らせることにも力が入れられます。そして、認知症に代表されるような、内面の問題についてもケアーを充実させます。
      • 家族の負担軽減
         家族に代わって介護サービスを行うことは、家族の負担軽減になり、家族間の問題解消につながります。

       また、専門知識のある職員の介護の仕方などを、家族や身近な人が学ぶ機会になり、家庭において介護を行う際に役立ちます。

  • 居心地の良い空間を提供する
      • 生きる意欲の向上
         自分のことが自分でできるということは、自由で、楽しみのあることです。美味しいものを食べる喜び、歩いて好きな場所へ行く楽しみ、清潔で快適な暮らし。生きる意欲は、身体状況の向上にもつながります。

       余暇活動などで、楽しい時間を過ごすことは生きる意欲につながります。

  • 孤立感の解消
    •  自立した生活は、他の人とのかかわりの中で営まれます。家族、近隣住民、趣味の仲間など、様々な人たちとのかかわりによって孤立感を解消し、地域に密着した生活を送れるよう支援します。

       中には、人との関わりを鬱陶しく感じる方もいますが、人の気配や生活音などに包まれているだけで十分な場合があります。人によってパーソナルスペース(他人との距離感)は様々です。ムリに大勢の中に引っ張り出さず、その方が感じる程よい距離感を探りましょう。

  • 生活音に包まれ、季節を感じる当たり前の日常
    •  私たちの暮らしは、窓越しに車の走る音が聞こえてきたり、犬や猫の鳴き声が聞こえたり、生活音に包まれています。また、風や植物の匂いなど、五感で季節を感じています。

       特別な出来事がなくても、季節の移ろいは日々感じるものです。そうしたささやかな変化が、高齢者の時間感覚を刺激します。

       非日常のイベントではなく、日常に溶け込んだ地域文化を生活の中に取り入れることを心がけましょう。

ささやかなおたのしみ

  • Youtubeの懐かしの動画をTVで視聴
    Youtubeは5分程度の短い動画がほとんどなので、送迎車を待つ間や、食後の静養時間など、待ち時間を楽しく過ごす時に有効です。

どこの事業所にもあるごく普通の薄型テレビ。パソコン画面を大きく映すことができます。HDMIケーブルを使えば、音声もそのまま流れます。

テレビモニター

背面か側面に、HDMIの端子を見つけてください。HDMIは大きさや種類が異なる場合がありますので、テレビの取説などで確認してください。ケーブルは2000円程度で家電量販店等で購入できます。

HDMI
アタッチメントをつなげればタブレットやスマホ等の映像を映すこともできます。
アタッチメント

ささやかなおたのしみ

  • 体操やレクリエーションに参加したくない人は・・
    集団行動を嫌う人を、無理に参加させるのは逆効果です。また、体調により体操は参加しないという判断が必要な時もあります。
    活動そのものに参加しなくても、同じ空間で時間を共有するだけで孤立感解消に役立ちます。
    ほかの人がやっている様子が分かるところに椅子を置くなどして、雰囲気を感じていただくよう、さりげない工夫が大切です。


 

ささやかなおたのしみ

  • 表に向かってソファを配置する
    庭が見える場所や、通りが見える小窓のあるところに、ソファを配置するのも一案です。静かな風景を眺めつつ、まどろむ時間は至福です。


ささやかなおたのしみ

  • 自分で立てた! 安全に座れる!
    自分の力で立ったり座ったりできるのは、とても嬉しく自立への意欲が高まります。集団体操が成立しにくい小規模デイでも、立つ・座るの訓練ならば、場所もとらず少人数でもできます。


地域との連携

  • 地元自治会や商店会との連携
    •  デイサービスなどの介護事業所は、地域の資源です。地元自治会や商店街と協力し、高齢者の見守りを連携して行うことが大切です。

       行事やイベントを共同で行ったり、屋外歩行訓練(散歩)時に立ち寄って挨拶を交わしたりするなど、地域の中で暮らしているという実感が、高齢者の生きがいにつながります。

       また、災害・火災時の避難誘導や、一時避難場所の確認など、日ごろから関係を強化しておくことが安心・安全に役立ちます。

  • 居宅介護支援事業所・地域包括支援センターとの連携
    •  ケアマネジャーが所属する居宅介護支援事業所や、地域包括支援センターは、地域の高齢者の情報が集まる場所です。介護を必要とする高齢者が、その人の希望や状態にあった介護サービスを受けられるよう、ケアマネジャーは近隣の介護事業所の情報を広く集める必要があります。

       選択肢が広がることは、利用者にとって好ましいことです。貴事業所の情報も、正しくお伝えしておく必要があります。居宅介護支援事業所や包括支援センターを訪問することは、セールスではなくプロモーション活動です。

  • 学校・幼稚園・保育園との連携
    •  子どもたちの元気な姿は、高齢者にとってパワーの源になります。行事やイベントにお誘いしたり、招かれたり、子どもたちとの交流の機会を持つことは、意欲向上に役立ちます。

       また、デイサービスは、生活文化や地域文化の継承の場になっています。子どもたちに文化を伝える役割を持つことは、高齢者にとって生きがいにつながります。



ケアマネ営業にチャレンジ!

  • 信頼される生活相談員はデイサービスの顔
    •  デイサービス利用に際して最初の窓口になるのが、生活相談員です。生活相談員個人の印象は、事業所全体の印象につながります。
       
       そのため、生活相談員を営業マンとして位置付ける事業所も多いのです。そして、管理者や経営者から、居宅介護支援事業所に営業に行くよう指示されることもあるようです。

       生活相談員本人は、営業マンなどやりたくないと、抵抗があるかもしれません。物を売る商売では無いですし、福祉の事業ですから、営業という言葉自体に違和感、あるいは、嫌悪感を感じる人もいます。

       しかしながら、利用者を獲得しないことには保険給付も得られません。営業活動を行わなくて良い、ということは無いのです。

       事実上は、いわゆるケアマネ営業が、デイサービスの営業活動になっていることは否めません。

       利用者を紹介してくれるケアマネジャーとは、日ごろから懇意にしておくことが大切です。ケアマネジャーは、利用者にとって最善のケアプランになるよう、事業所選びを行います。ケアマネジャーの責任において、安心して任せられる事業所を厳しい目で選択するのです。

       ケアマネジャーは、施設が立派であったり、豪華な食事であったり、パンフレットに書かれていることで、事業所を選ぶわけではありません。

       命をお預かりするわけですから、まずは安全です。安全に関して危機意識を持って取り組んでいるかどうか、事業所の誠実さを見極めます。

       それから、連絡・報告がスムーズに行われるかどうかもポイントになります。
       電話しても一向につながらない、伝言しても折り返しの連絡が入らない、などはもってのほかです。

       忙しいケアマネジャーにとって、生活相談員との迅速正確な情報交換は、必須なのです。

       そのうえで、利用者にとって適切な介護サービスを実施してくれそうな事業所を選びます。

       ケアマネジャーに事業所の存在と生活相談員の名前を憶えてもらうことは、利用者獲得のためにはもちろん必須です。

       ただし、生活相談員は、地域との関係性づくりを意識して活動することが大切です。一方的に利用者の紹介を頼むのではなく、「情報交換」や「地域の連携」としてつながるよう心がけてください。

       地域特性や地域のできごとなどは、ケアマネジャーにとっても必要な情報です。情報をギブアンドテイクできる関係づくりが大切です。

  • 居宅介護支援事業所を訪問
    •  行けと言われても、いつ行けば良いのか、何を言えば良いのか、他業種でも営業経験が無い場合は、皆目見当がつかないのではないでしょうか。

       入れ替わり立ち代り色々な事業所から営業に来られるケアマネジャーも、いちいち相手をしていられないという気持ちになるでしょう。
       それが分かるだけに、余計に足が重くなるかもしれません。何かと理由をつけて行かなくて済むようにしていませんか。でも、それでは利用者は増えません。待っているだけではだめなのです。やはり、訪問して、会う、ところから始めることが基本です。

       しかしながら勇気を出して行ったけれど、相手にしてもらえずパンフレットだけを置いてすごすご帰ってきた。ということもありがちです。時には、居丈高な態度で話もろくに聞いてもらえなかったと嘆く人もいます。

       ケアマネジャーにも色々な人がいますから、気持ちよく話を聞いてくれるばかりとは限りません。忙しい時や疲れている時などは、「忙しい時には来ないで下さい」と感情あらわなこともあるでしょう。それもまた当然のことです。
       相手の心境も察し、素直に詫びることも大切です。 

       ケアマネジャーも、「地域のネットワーク」充実のためにデイサービスとつながっておくべき立場です。高齢者の居宅介護支援の本質を理解しているケアマネジャーは、地域資源の有益な情報として、一見であってもデイサービスの訪問を無下にはしません。

       信頼できるケアマネジャーとの出会いは、一件一件訪ね歩いて自分の目と耳で探すしかないのです。

       居宅介護支援事業所を訪問することは、頭を下げてペコペコと営業するものだとイメージしないでください。地域との関係性をつくる活動ですから、謙虚さは大切ですが、毅然とした姿勢で、貴事業所を利用するメリットをお伝えください。

       セールス(売り込み)ではなく、プロモーション(認知活動)です。事業所の存在をお知らせし、こういう介護サービスをやっています、ということを知っていただく。ただそれだけのことです。ガツガツと売り込む必要はありません。

       居宅介護支援事業所には、通常複数のケアマネジャーが所属しています。それぞれが利用者を抱えていて、同じ事務所に所属していながらも、基本的には独立した業務体制になっています。
       
       居宅介護支援事業所とつながる、というよりも、個別のケアマネジャーとつながる、というかたちになります。パンフレットや名刺も、事業所で1枚ではなく、ケアマネジャーの人数分ご用意したほうが良いでしょう。

  • 営業活動で訪問するタイミング
    •  ケアマネジャーは、利用者宅訪問や、関係各所との打ち合わせなどで、忙しく出歩いていることが多いです。事務所を訪問しても不在の割合が高いですが、いそうな時間を見計らうのは難しいです。

       とはいえ、誰もいない・・という事のほうが珍しいです。複数いるケアマネジャーが全員出払っていたとしても、事務の人がいたり、場合によっては所長が応対してくれるかもしれません。

       対応してくれた人が誰であれ、誠意を持って訪問理由をお伝えし、不在のケアマネジャーにもお渡しくださるようお願いしましょう。

       1か月の中で、最も忙しいのは月末~10日です。特に、9~10日は、短い時間でも遠慮したほうが良いでしょう。

       新規開業の場合は、オープンのご挨拶という口実がありますが、既設の事業所では何かきっかけが無いと訪問しにくいかもしれません。開業前は、少し離れているエリアでも頑張って一度は訪問しておくことをお勧めいたします。

       居宅介護介護支援事業所が離れていても、ケアマネジャーが担当する利用者のお住まいは貴事業所のエリア内かもしれません。

       開業後は生活相談員は事業所内にいなくてはならず、居宅介護支援事業所訪問もままならないかもしれません。ぜひひとりでも多くのケアマネジャーにお会いしてください。

       既設の事業所の場合は、訪問の理由づけを考えましょう。

       事業所内でイベントをやるご招待や、新しいサービスを開始したご案内、リフォームなどをしてお披露目見学会をする、等、理由づけをすると訪問しやすくなります。

       特にイベント等の予定が無いという場合は、利用状況をお知らせして、空いている曜日などを説明します。

  • コミュニケーション術を生かす
    •  生活相談員は、相談業務を行う職種です。相手の気持ちをつかむことで、話を引き出すのが仕事です。

       コミュニケーション術を生かして、ケアマネジャーのニーズを聞きだし、それに合った提案ができれば信頼を得る一歩になります。

       話がはずめば、相手が事務の方でも、事業所の特徴や連絡方法などを詳しく説明しましょう。ご近所の話題など、共通点を見つけて親しみを持っていただけるような会話を心がけます。応対してくださった方が、ケアマネジャーさんに何か一言でも伝えてくれたら、パンフレットに目を通してくれる可能性が高まるのです。

       上記のトーク例は、ほんの入り口の会話です。その先は相手の様子をみながら、ニーズを聞き出したり、事業所のPRをしたり、臨機応変につなげましょう。

       まずは、笑顔で!それが一番のメッセージです。

  • 服装や態度
    •  介護の現場は忙しいので、介護をしていたそのままの服装で汗を拭き拭き・・というのも、場合によっては頑張っている印象を持ってくれるかもしれません。

       しかしそれは、ある程度の関係性ができてからの話です。初めてご訪問する場合は、それなりに敬意を表してきちんとした服装で行く方が好印象です。きちんとした服装で、礼儀正しい態度の訪問者に対して、名刺も受け取らないということはないはずです。

       忙しい現場ではありますが、作業着のまま「ついでに来ました」という印象は決して良いものではありません。

       とにかく数をこなして、一日に何件もまわっているのだろうなと、推測されてしまいます。

       男性であればスーツ、女性でもオフィシャルな服装が良いでしょう。ただし、華美ではなく清潔感のある服装を心がけてください。
       
       TPOに合わせた服装や態度は、相手への敬意の表れです。

  • お渡しする資料等
    •  パンフレットや名刺などは、居宅介護支援事業所に所属する、ケアマネジャーの人数分をご用意します。
       ご不在の方のために、お手紙(ごあいさつ)をつけるのも良いかもしれません。

       お金をかけて印刷した立派なものでなくても構いません。内容が伝われば、手作り感があるもので良いのです。

       名入りのボールペンや手帳などをプレゼントする事業所もあるようですが、高価なものは禁物です。紙のパンフレットだけではすぐ捨てられてしまうからという理由で、ちょっとした便利グッズなどをつけるやり方も悪くはありませんが、それよりも読んでもらう工夫が先です。

      • ごあいさつ
         ご訪問の目的(新規開業のご挨拶や、見学会のお誘いなど)、事業所の利用状況(空いている曜日など)、連絡窓口(できれば携帯電話番号)など。パンフレットやご案内などの一番上に置き、クリップなどで一式をまとめると良い。かわいい付箋やシールをワンポイントに貼ると、アイキャッチになる。

        文例(クリックで拡大)⇒ ごあいさつ文例 

      • デイサービスのパンフレット
         事業所の利用案内。サービス内容や料金などを分かりやすく記載。
        ※パンフレット作成見本

      • イベント等のご案内
         見学会などのご案内を、FAX申込書などをつけて作成すると良い。

        文例(クリックで拡大)⇒ 見学会文例 

      • 名 刺
         デイサービス名称(キャッチコピーもあると良い)、職名(生活相談員)名前(読みにくい漢字はふりがなも)、電話番号 - この3点ははっきりと大きな文字で記載。ごあいさつの紙に切り込みを入れて挟み込むと良い。
      付箋

      ちょっと工夫(*^_^*)
       ご不在で資料だけ置いて来る時、付箋を折って立つようにしておくと目に留めていただきやすくなります。
      「お留守でしたので資料だけ置かせていただきました」とか
      「また寄らせていただきます」など、
      一言メッセージがあるだけでも印象は変わります。

  • FAXやメールの活用
    •  FAXは頻繁に送るのは差し控えたほうが良いでしょう。イベントのご案内時などに、近況報告も織り交ぜてお送りする程度にしたほうが無難です。

       パソコンのメールは、ご訪問時にご対応いただいたお礼など、相手に負担なくお送りできるのがメリットです。ただしメールアドレスをお持ちでも、あまりメールチェックをしていない人もいるので、大事な内容はメールだけに頼らず電話で確認しましょう。

      ※携帯電話のメールの場合は、着信にも料金がかかる場合があるので注意が必要です。

       メールのメリットは、ホームページや見てほしいサイトに、アクセスしてくれる確率が高くなることです。

       メールの文面にアドレス(URL)を記載すると、クリックするだけでそのウェブページを表示することができます。

       事業所のホームページやブログを充実させて、見ていただく工夫をしましょう。
      (→当サイトの事業所訪問レポートなどは好評です)

  • もう一度会いたい!と思ってもらうために
    •  居宅介護支援事業所を訪問しても、無反応に終わる虚しさを味わった経験は、ほとんどの生活相談員さんがお持ちだと思います。

       頑張った分だけ報われるかというと、必ずしもイコールではないのが難しい所です。時間と労力をかけて、空振りに終わることもあるでしょう。

       訪問先の応対者が、何を見ているかというと、あなた自身です。お伝えする情報(貴事業所のPR)ももちろん大切ですが、訪問してじかにお会いするわけですから、その人自身が一番の営業ツールになります。

      • 笑顔・・ポジティブな明るい笑顔は、人を元気にします。
      • 服装・・華美ではなく清潔感ある服装。
      • ・・遠慮しすぎて聞き取れない声は逆にイライラさせます。
      • 視線・・まっすぐ相手の目を見て話しましょう。
      • 礼儀・・言葉遣い、TPOなど、相手の立場への気遣いが必要です。
      • 知識・・何も知らずに、ただ来ましたというのは失礼です。

       会話を弾ませるためには、互いの共通項をいち早く察知して、共感を得ることが大切です。相談業務で培ったコミュニケーション技術で、訪問先のニーズや状況を聞き出し、次にアプローチする手立てを考えます。

  • 経験値アップは最大の強み
    •  ここまで、お読みいただき有難うございます。少しでも参考になれば幸いです。しかし、そもそも何のために行くの?というところは明確になっていますか?

       (管理者や経営者に)行けと言われたから。

       ですよね・・。多くの場合。

       ドンマイです。居宅介護支援事業所訪問の経験は、介護の技術や知識以上に、あなたをスキルアップさせます。

       どのような業種業態でも、営業社員が一番花形なのです。いくら高い技術や良い商品があっても、売れなければゼロです。

       生活相談員は営業ではありません。あくまでも相談業務がコアな仕事です。しかし、生活相談員は事業所の顔であり柱です。事実上は営業的役割りが大きいのです。

       この先、事業所内でキャリアアップ、または転職や独立開業となった時、居宅介護支援事業所訪問をして利用者獲得につながった実績というのは、あなた自身の強みになります。

       職務経歴書にこの一文があると、かなりポイントアップします。

       このような経験値をアップするチャンスに恵まれている生活相談員は、実はとても有利な立場にいるのです。そのチャンスをみすみす逃しているとしたらもったいないです。

      Good luck!

居宅介護支援事業所訪問の目的は・・・

  • 見学会やイベントのお誘い
  • プロモーション活動(利用状況などのお知らせ)
  • 利用者ニーズの聞き取り(エリア特性なども把握します)
  • 地域情報の交換・交流(徘徊による事故防止も大切です)
  • 経験値アップ!人脈拡大!(個人の強みになります)



居宅介護支援事業所訪問時のトーク例:基本パターン

生活相談員こんにちは。お忙しいところ失礼いたします。○○町にあるデイサービス○○の△△と申します。
応対者さんどういうご用件ですか。
生活相談員○月1日にオープン予定の、宿泊対応も可能なデイサービス○○です。私、生活相談員の△△と申します。ごあいさつにまいりました。ケアマネジャーさんでいらっしゃいますか?
応対者さん違います。事務の者です。ケアマネジャーは全員出かけています。
生活相談員そうですか。皆さんお忙しくご活躍ですね。私、デイサービス○○の、生活相談員の、△△と申します。失礼ですが、お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか。
応対者さん△△です。
生活相談員□□さま、有難うございます。○月○日から○日まで見学会を行っておりますので、お近くをお通りの際はぜひお立ち寄りいただきたく、ご案内をお持ちしました。こちらはケアマネジャー様は何名いらっしゃいますか。
応対者さん5名です。
生活相談員それでは、皆様にお渡しくださいますよう、お願いできますか。こちらは□□様にもご覧いただけますよう、お渡しさせていただきます。ここに、地図が描いてございます。○○公園はご存知ですか。
応対者さん○○町のほうはあまり良く知りません。
生活相談員今の季節だと、さるすべりの花がとてもきれいに咲いている、○○駅の東側にある緑道公園です。ご利用者様と歩行訓練がてらに散歩するのにちょうど良い距離なんです。ここからですと、自転車で15分ほどです。
応対者さんすみません、忙しいのであまり長くお話を聞いていられないのですが。
生活相談員お忙しいところを失礼いたしました。ケアマネジャー様方にによろしくお伝えください。では、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。また寄らせていただきます。ごめんください。



こちらもどうぞ!コミュニケーション能力の高め方については、連載★三ツ星相談員 もご覧ください。

選ばれない理由

 営業努力をしても、利用者が増えない・・とお悩みの事業所もあるかもしれません。

 なぜ?ーということが分かれば簡単です。それを、改善すれば良いからです。

 しかし、どうしてなのか分からない、何をやったら良いのか分からない、という時が一番苦しいのです。

 または、(改善にかける)お金が無いから仕方がない・・と、思っていませんか。

 焦っている時は、地道な努力ができないものです。即効性のある方法ばかりに目が向いて、結果的になかなか現状を打破できず、問題を長引かせているだけ、ということが多いのです。

 理解しておきたいのは、「近隣に競合が多いから」というのは理由の一つではあっても、それがすべてではないということです。

 よく、経営コンサルタントが、「差別化」や「強み」などと言いますが、介護サービスを選ぶ理由はそれが第一ではありません。

 ご利用者が望まないサービスであれば、どんなに立派なものであっても受け入れられません。

 2事業所のうち、必ずどちらかを選ばなくてはいけない、という選択ではないのです。地域に一つしかなくても、「望まなければ選択しない」ということもあるのです。



パソコン活用で魅力発信

  • 新聞を作ろう!
    • ご家族ぐるみ、地域ぐるみの介護を目指して、多くの方に事業所を知っていただくために、新聞を発行している事業所さんも多いと思います。月に1回または季刊でも十分です。日頃のご利用者様の様子や、イベント案内など、写真やイラストを交えて楽しい紙面づくりをしましょう。

       10人以下の小規模の事業所では、配布先も少ないから面倒は省きたいと思われるかもしれませんが、ご近所やケアマネージャーさんをお訪ねするきっかけになります。営業活動の一環と考えて、簡単なものから取り組んでみませんか。

      • タイトルを決めよう
         〇〇新聞、〇〇たより、○○通信、○○タイムズ・・等が良く見られる紙名です。こだわりすぎるとどこからの何のお知らせか分からなくなってしまいます。事業所名+新聞(たより他)とするのが案外一番馴染みやすいかもしれません。
      • 用紙の大きさ
         印刷コストを考えて、フルカラー両面はお勧めしません。写真をきれいに載せたいのは分かりますが、見る方はそこまできれいな写真は求めていないのです。コントラストがはっきりしていて、様子が分かる写真であれば十分です。
         年配の方も読めるように大きめの文字にすることを考えると、A3くらいの大きさは欲しいところです。家庭用プリンターでA3が印刷できない場合は、A4で作成してA3に拡大するなどすると良いでしょう。
      • コンテンツを考えよう
         新聞は、言うまでもなく内容が命です。次号を楽しみにしていただけるようになったら素敵ですね。コンテンツの項目名も工夫して、読み手がわくわくする内容を考えましょう。

      例えばこんなコンテンツ

      • トップニュース
         何か特別な出来事があったら、トップニュースに載せます。
        • 〇〇さん、100歳おめでとう!
        • 音楽会の様子がケーブルテレビで放送されました!
        • スタッフ〇〇さん、難関社会福祉士試験に合格しました!
      • 行事やイベントのお誘い
         見学会やイベントへのお誘いと、参加方法などを告知します。
        • 名称・日時・会場・内容・費用・参加方法等
      • 事業所の様子
        • イベントレポート
        • ご利用者様の日常的な様子
        • 飼育・栽培している動植物の観察記録
      • 家庭介護のワンポイントアドバイス
        • 季節に合った体調管理
        • 最新の感染症情報等
        • 介護技術のアドバイス
        • 介護食のレシピ等
      • 今後の予定
        • 休業のお知らせや繁忙予測等
        • 行事やイベントの予定
        • スタッフの研修予定

      • 個人情報や社外秘に注意
         楽しい内容だからと言って、なんでも載せて良いわけではありません。配布先が限られていると言っても、その先どこに伝わるかは分かりません。
         これくらいは冗談のうちと軽く考えずに、誰にも不快な気持ちにさせるものとならないよう注意しましょう。
         個人情報や、社外秘で扱わなくてはならない内容などに注意しましょう。特に顔写真については慎重に取り扱い、撮影時に了解を得るのはもちろん、事前にご家族にも了解を得ておくこともポイントです。アップの写真を使う時は、発行前に個別に了解を取るようにしましょう。

        おたっしゃ通信_ページ_1

        A4縦書き4段組みの雛形 Wordファイルをダウンロードできます⇒ 

  • 3つ折り事業所パンフレット
    •  本格的な印刷の事業所パンフレットを用意しているところも多いですが、それとは別に簡易版を用意しておくと気軽にお渡しできて便利です。

       印刷コストを抑えたA4両面の3つ折りタイプがお勧めです。通常のコピー用紙よりは少し厚めの用紙にすると両面にしても裏うつりなくきれいに印刷できます。

       Wordで段組み設定すると、文字量の追加削除があっても、レイアウトが崩れにくく作業しやすいです。

      • 基本情報
        • 事業所名・事業所番号
        • 連絡先:住所・電話/FAX番号・E-mailアドレス
        • HPアドレス・ブログ・ツイッターアカウント等
        • 営業時間・送迎エリア
        • サービス一覧・料金表
      • 事業概要
        • 会社名・代表者名
      • お勧めポイント(PR・コンセプト・特徴)
        • お料理の献立や写真
        • お風呂や水回りの様子
        • お庭や外観
        • 特色あるレクリエーション
        • 機能訓練やリラクゼーション
      • 一日の流れ(タイムスケジュール)
      • スタッフ紹介
      • 利用方法

        デイサービス三つ折りパンフレット_ページ_1
        A4三つ折りの雛形 Wordファイルをダウンロードできます⇒ 

  • スタッフ紹介ボード
    • スタッフの顔写真または似顔絵とプロフィールを書いた紹介ボードを用意しておくと、ご家族やご来訪者様に親しみを感じていただけます。見学や面接時に、「スタッフは〇人います」という事務的な言い方だけではなく、紹介ボードをお見せして簡単にご説明するだけでも印象度はアップします。模造紙などに手書きするのも温かみがあって良いですが、パソコンで作成して、チラシやHPにもアップできるようにしておくと便利です。

  • ホームページ作成にチャレンジ!
    • 高齢の利用者が自らホームページを見て事業所選びをするのは、ほとんど無いと思いますが、ご家族や知人の方がホームページをご覧になることはあり得ます。

       また、ホームページは、利用者や家族に向けてのPRだけではなく、ケアマネジャーや他の介護関係者、あるいは入職を希望している人材、取引先など、様々な目的でご覧になります。

       それから大事なのは、事業所内の職員に向けてのメッセージでもあることです。

      ホームページは誰に向けてのメッセージ?

      • 利用者
      • 家族・知人
      • ケアマネジャー、その他介護関係者
      • 行政担当者、その他公的機関
      • 応募希望人材
      • 職員

       経営者の理念・方針を理解し、事業所の将来性を感じ取るのはホームページによるところが大きいのです。普段は何も語らずとも、ホームページで情報発信をし、それを職員も見て方向性を一つにする。
       また、職員も協力してブログで情報発信をするなど、一緒に事業所を盛り上げていこう!とした時のツールになるのです。

       しかしながら、ホームページ作成に悪戦苦闘して、介護の仕事がおろそかになったのでは本末転倒です。

       できるだけ労力をかけずに、またお金をかけずに済む方法を考えましょう。

       デイサービス生活相談員ネットワークが使っているホームページ作成サービスもお勧めです。サーバーやアドレスは別途取得する必要がありますが、ホームページ作成ツールは無料の体験版も提供されています。使い方も比較的簡単です。

      ↓こちらのバナーからダウンロードページが表示されます。

      QHM

  • ツイッターで情報収集
      • ツイッターとは
         ツイッターは、メール感覚で短文を投稿するSNSサービスです。SNSとは、自分からも情報を発信することで友人や知人・共通の関心事を持つ人達と交流をするサービスの総称です。ブログやフェイスブックなどもSNSの一つです。

       ツイッターは140文字という制約があるため、読むのも書くのも気軽です。画像や動画を一緒に見てもらうようにアップすることもできます。

       自分が使うには登録が必要です。(無料。ニックネームでの登録もOK)最初の設定が初めての方には面倒かもしれませんが、一度登録すれば、その後は簡単です。

       本サイトの右側にある「ツイート」をご覧ください。新しい情報が出ると一番上に表示されます。これがツイッターのタイムラインと呼ばれるものです。

       私のマーク(アイコン)twitterアイコンが表示されているところが、私がつぶやいた内容です。

       ツイッターは、使い方を間違えると責任問題に発展するリスクもゼロではありませんが、情報収集ツールとしては大変便利です。
       最初は、情報発信というよりも、情報収集を目的に使ってみることをお勧めいたします。

       使い方は少しずつ覚えていけば良いと思います。まずは、登録してみましょう。

      • つぶやくことがない?
         情報収集するだけと割り切れば、つぶやく必要はありません。むしろ、テキトーなことをつぶやくと、せっかくフォローしてくれている人にフォロー解除されてしまいます。(やぶへび状態・・)

       本当に伝えたいな、誰かに聞いてほしいな、と思う時だけで十分です。

       事業所の公式ツイッターとして使うならば、見学会やイベント等の告知、ご利用案内などを定期的につぶやくとよいでしょう。文章の雛型も作っておくと、労力半減できます。ただし、ツイッターは過去の投稿内容と一字一句同じものを投稿することはできません。ほんの少し文章を変えるか、1、2、・・と連番を入力するか、工夫が必要です。

      • 地域の情報を収集しましょう
         まずは、地域の情報を収集しましょう。事業所の所在地を入力して検索すると、自治体のツイッターアカウントや、関連施設等のアカウントを見つけることができます。

       地元の商店街や観光施設なども探してみてください。イベントの案内やお得情報をいち早く入手することができます。

       同業者(デイサービス、介護関連事業者)のつぶやきも参考になることが多いです。必要に応じてDM(ダイレクトメッセージ)を使ってネットワークを広げることが可能です。

      • 登録してみましょう!
        • 本サイト右欄の「フォローする」ボタンをクリックしてください。
          続けて表示される画面で「新規登録」ボタンをクリックしてください。

          フォローする ⇒ 新規登録

        • 登録画面で必要事項を入力します。

          Twitterをはじめましょう

      1. 名 前 一番大きく表示されます。本名でなくてもOKです。事業所の公式アカウントとして使用する場合は、事業所名にしておくと無難です。長い名称は正式名称ではなく短めに省略したほうが良いです。
      2. メールアドレス この後、手続き完了の確認メールが送られてくるので、日常的に使用しているアドレスを登録します。連絡用なので公開されることはありません。
      3. パスワード 半角英数字で覚えやすいパスワードを登録します。いつから始めたのか記憶になるので今日の日付と名前の組み合わせなどはお勧めです。例:20140915hanako
      4. ユーザー名 @マーク以下の半角英数字のニックネームです。名刺などにTwitterアカウントとして印刷するにはこのユーザー名を表記します。

        • このあと、Step1からStep5までの手順が表示されますが、そこで選択した内容はすべて後からいくらでも変更できますので、あまり深く考えずに次に進んで構いません。時間のあるときにゆっくり追加したり、解除したりすればOKです。
      5. ジャンル 好きなもの、興味があるものを選択しますが、とくになければ一番上の「人気のアカウント」にしておきます。この後表示されるお勧めユーザーがジャンルによって異なります。
      6. おすすめユーザー 自分のタイムラインに表示するユーザーを選択します。とりあえず、右上の「○人をフォローして続ける」をクリックして次に進みましょう。あとで追加・解除できます。
      7. 知り合いを見つけましょう 使用中のパソコンやスマホのデータから、ツイッターをやっている人を探すことができます。時間があるときにゆっくりやることにして、右下の「スキップする」をクリックしましょう。

        • 設定項目は以上です。この後、確認メールが登録したアドレス宛てに送られてきます。そこに記載されたURLをクリックすると、自分専用の画面が表示されます。

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 ケアーをイメージする画像をご用意しました。ダウンロードボタンをクリックすると、お使いのパソコンに保存できます。自由にお使いください。(転売・転載はご遠慮ください)。

ケアスタッフ男性ケアスタッフ女性高齢男性高齢女性
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入浴介助入浴介助入浴介助入浴介助入浴介助
歩行訓練歩行訓練歩行訓練歩行訓練歩行訓練
食事食事食事食事食事
面談面談面談面談面談
服薬服薬服薬服薬服薬
更衣更衣更衣更衣更衣
移動介助移動介助移動介助移動介助移動介助
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