ES向上とCS向上

 ESとは、Employee Satisfaction の略です。従業員満足と訳されます。

 CSCustomer Satisfaction顧客満足)と対比して使われる用語です。

 対人援助がメインの介護事業は、職員の質がサービスの質に直結します。人材そのものが商品と言っても過言ではありません。

 福祉の精神からも売上の面からも、利用者満足が第一であることは言うまでもありません。そして、サービスの質に直結する職員の質を上げることが利用者満足につながります。

 職員の質を上げるには、職員の満足度を上げることが大切です。そのためには賃金などの待遇だけではなく、働きやすい職場環境や、将来ビジョンを描ける研修体制など、様々な取り組みが必要です。

 最近では、人事担当とは別にES担当者を配する事業所も出てきています。それだけ、ESの必要性が認識され始めたのということです。

 生産年齢人口の減少や、他業種への流出などで、介護業界の人手不足は深刻化を増しています。採用しようと募集を出しても、応募者がいないなど、事業主も危機感を感じ始めました。

 職員不足で利用者の受入れを断るなど、ニーズとの逆転現象も起きています。

職員が笑顔で働く職場は、利用者にとっても居心地の良い空間です。

 職員同士がいがみ合っているような事業所は、いくら利用者に笑顔を向けても居心地の良さは感じてもらえません。利用者に余計な気を遣わせて、それでも良いですか。微妙な空気感を、利用者は敏感に感じ取ります。

ES向上のためにできること

  • 働きやすい動線の確保
  • 風通しの良い社風づくり
  • 意欲を高める研修の実施
  • ワークライフバランスの支援
  • ES調査(職員の意識調査)